チラシの内容(コンテンツ)は命だ!!

チラシ自体には、あなたの商品・サービスが掲載されますよね。(当たり前ですが)しかし『商品名+価格』程度の情報だと、どうしても価値の訴求が出来ません。価値を感じて頂けない商品・サービスは、その価格の正当性を伝えられないので「売れない→値下げ」という短絡的な発想に繋がってしまうのです。

『ドコにでもある商品』の代表格である、電気製品のお店でも最近は『店長のお勧め的ポップ』などで店内を歩く人に語りかけておりますが、コレは電気製品のマエストロ(多分)である店長さんが私見を述べながら商品の魅力や特徴をお客様に伝える事で、その商品の価値を提示しているんですな。

しかし、一方で『サービス業』の方は…と言うと、本来『ドコにでもある商品』とは異なります。整体師、鍼灸師でも国家試験の有無がありますし、人の身体を触り始めて2年目の方と15年の方ではスキルも安心感も大きく異なるものです。また女性客の場合は、施術してくれる方が男性なのか?女性なのか?も気にしていたりも。(まだまだありますが) ゆえにチラシや看板では同じように見える『整体 30分〇〇円』の中身はお店によって大きく異なるのです。

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コレは美容・理容業やエステ関連、ネイルサロンなどでも云えていますよね。ショーやコンテストで上位を獲れる技術やセンスは『売れる価値』になるので、『カット〇〇円』の表記では…まったくもったいないのです。だからこそ、こんな事も意識しつつチラシに掲載する内容は、単に商品・サービスの説明をするのではなく、下記の8項目をバランスよく掲載してみましょう。

 1.安全性、安心感

「良いお店なのかな?」「損しないかな?」「壊れたらどうしよう」「保証はどうなっているんだろう…」お客さまは来店前・購入前に色々な種類の『不安』を持っています。しかし、その『不安』が『安心』に変化すると心のハードルが低くなり行動できるのです。

 2 姿勢・理念・考え方

あなた及びあなたのお店が、地域の方たちに対してメッセージをお持ちなら、そういった事はどんどん発信するべきなのです。その意識に共感する方はあなたのお店にとって最強のサポーターになる可能性を秘めてます。

 3 心、気持ち、想い

『2』 とは異なり、『3』はあなたがお客様に対して『どんな心を持っているのか?』という部分です。『2』が自分の事であった場合、『3』はお客様に手向けられ たモノ…という感じですね。もてなそうとしている、感謝がにじみ出ている、優しさが溢れている、あなたのチラシからこういった『心』が見えてくると、それ は必ずお客様に届くのです。

 4 人間性・顔

ドコにお店があるのか?何故この地で商売した(している)のか?どんな人が居るのか?どんな顔をしているんだろう…。『チラシでご挨拶してますか?』『自己紹介してますか?』も参考にしてくださいね。

 5 名前

名前が売れる、顔が売れるから、商品も売れる。コレは昔から定説なのです。ましてや一定商圏でご商売されるのですから、名前は出来るだけ売れた方が良いもんでして。お店、会社、商品、あなた、スタッフ…あなたを取り巻く名前は数多くあるので、出来る限り覚えて頂けた方が良いのです。

【箸休め/1950年代のアメリカで】 

その昔、アメリカでは農薬散布用のセスナで『商品名』や『店舗名』を書きなぐったチ ラシを撒いていたそうです。(ワイルドですなぁ~) また当時のCMもやはり『商品名』『店舗名』を連呼するものが多く、このしつこい程の押し出しが『受 け手の記憶』に残り、実際の購買活動に繋がっていたのです。ま、日本には日本のやり方があるので、マネは危険ですが参考にはなりますよね。

 6 情景

あ なたの商品は、どうやって作られているのでしょうか?またどういった経緯を経て、あなたの店頭に並んでいるのでしょう?作られたシーン、運ばれている場 面、売り手たちの情熱…。あなたの商売を映画に例えれば、商品が完成・販売されるまでいくつものシーンがあるはずです。そんな一コマを切り取って描写する のです。湯気の向こうで一生懸命つくっている姿が見えた時、お客さまに熱が伝わものですよ。

 7 情報や提案

あなたの商品やサービスに関する情報や提案は、とても数多く存在します。使用方法や効果、生活改善や向上の提案、ひと工夫やトリビアなど、付帯する知識を得るからこそ、あなたの商品やサービスは『ありがたみ』を増すのです。

【実例/とある和食屋さんで】

この和食屋さんは季節に合わせながら毎月、コース料理のメニューが変更されます。和食の世界は大変奥深い世界。ただ食べるだけではもったいなく、食材、仕込、料理、調理、盛り付けや『器』などにも「何故こうなのか?」という理由がある世界なんですね。そこでこういったトリビアを伝えながら(教えながら)コースを召し上がって頂くため、毎月1日に一部の会員さんを招いてみたら皆さん大喜び!『和食の伝統』を伝えることも出来るので一石二鳥だったのです。

 8 商品・サービス

カタログに掲載するような情報(説明、サイズ、色、価格など)は勿論ですが、味・風味・匂い・音・コダワリ・効用・どんな人に何故お勧めなのか?(特徴や魅力)・この商品を購入した人の感想(お客様の声)なども併せてみると幅が出るものですよ。