P05 負の種を探しに行こう

※音源はpodcastでも配信しておりますのでiTunesやpodcastにて「望月まもる」と入れて検索して下さいませ。このお話は約8分で聞けます。

 

 

後ろ向きな気分や思考って、実はとても大切です。誰かの行動や行為を見て、怒ったり、嫉んだり、悲しくなったりすることで「自分の中にある、何がそう思わせたのだろう?」と考えられるからです。

 

あいつが私に失礼な事を言った!と憤慨している場合、通常は「私を怒らせたあいつが悪い」と思いがちですよね。しかし、100人がその方から同じ事を言われた場合、全員があなたの様に怒りはしません。ある人は気づかず、ある人は「面白いこと言うね」と笑い、またある人は「怒るほどの事ではない」と、各自なりに受け止め方が異なるのです。

 

怒りは感情です。あなたの中で発生しています。感情は発生源が存在します。勝手に出てくるのではなく、『種』があるからあふれて来るのです。なので、あなたが『怒りの発生源(種)』を持っているうちは、これから先、目の前の人は変われど、あなたは同じような事で怒り続けるのです。だからこそ…誰の何らかの行動や発言に対して怒りを感じた時は、自分の中にある『発生源』を見つけるチャンスでもあるのです。

 

一般的に怒りへの対処法が有名(アンガーマネジメント)ですが、それは…「怒りがある」のが前提で、「怒りの発生源を探し、無くす」のではありません。「対処療法」ではなく「根本治療」しないと、未来も怒りや苦手や嫌いから逃れられないのです。うーん。どうすれば、その種を見つけ、無くすことが出来るのだろう?

 

立ち止まり、語り掛ける

 

ですので、自分の外の世界(だと思っているあれこれ)を観て、思ったこと、感じたことがネガティヴだった場合、『負の感情』に流されるのではなく、まずは立ち止まりましょう。

そして…自分に問いかけてみましょう。

 

私は何故、今、部下の行動を見て嫌だったのだろう?

私は何故、今、この記事を読んで気分が悪かったのだろう?

私は何故、今、この行為に対して怒りを覚えたのだろう?

と。

 

もしかすると、「嫌」と感じたのは目の前に部下に…ではなく、昔、友人にされたことに傷ついているからかも?もしかすると、「気分が悪い」と感じたのは、自分の中に「こうだ!」という強い決めつけ(個人的ルール)があるのかも?

もしかすると、「怒りを覚えた」のは、「もう2度とあんな目に遭いたくない!」という過去の記憶があるのかも?

それらを探り、質問し、答えにまた質問し…を続けるのが『自己対話』なのです。

自己対話をするからこそ、自分が何者で、どんな事が得意で、本当は何が好きで、何が不得意で、どんなにカッコ悪くて、こんな卑怯な部分があって…という諸々が理解できるようになるのです。

 

アドラー心理学では、これを『自己受容』と呼びます。ありのままの自分を認めきった時、「本当の自分の人生」が始まります。(傷ついてしまった過去の感情をどう癒すか?についてはまたの機会に)

とかく、このご時世は「時間がない」「忙しい」を口癖にしがちです。「いつになったら私の相手をしてくれるのかな?」と、もう1人の自分が首を長くして待っている事をお忘れなく。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。

あなたの商売が大繁盛しますよう祈念しております。

次回「P06 盲目的ポジティブはネガティヴを増大させる 」に続く

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