スリッパの裏まで
院の状態について問われると、
「清潔にしています」「掃除しています」と、
ほとんどの先生はおっしゃいます。
しかし、私が院を訪問すると、「ここは見えていないな」と感じる部分が
必ずと言っていいほど出てきます。
患者さんが「院」に持つイメージ
患者さんが初めて院を訪れた時に、無意識に感じ取っているものがあります。
「清潔感があるか」
「においはないか」
「整理整頓されているか」
「スタッフの身だしなみは整っているか」…etc
これらは、患者さんが言葉にするかどうかにかかわらず、印象として残ります。
そして残念ながら、「良い印象」より「悪い印象」のほうが、
はるかに記憶に残りやすいものです。
「施術は良かったけど、院が少し汚かった。臭かった…」というだけで、
次の来院をためらう患者さんは、決して少なくないのです。
スリッパの裏まで
私のクライアントさんの院長は
「スリッパの裏側まで定期的に拭くように」と指導しています。
最初に訪れた際、
「とてもクリーンネスに徹底した院だなぁ」と思いましたが
実はそこの院長からこんな話があったのです。
これは病院などでもよく見る光景ですが、
お子さんは特に、大人用のスリッパを履きたがりますよね。
しかし、おチビちゃん達は大人用スリッパでは上手に歩けず、
スリッパが足から脱げてしまう場合もあります。
その時にスリッパが裏返しになったとしたら…
そのスリッパの裏側が真っ黒だったとしたら…
それを見た待合室の患者さん達は
どの様に感じるでしょうか?
患者さんが履くスリッパの裏は、毎日の床の汚れが蓄積します。
しかし、多くの院では、見える部分は掃除しても、
なかなかスリッパの裏側まで気を向けないものです。
清潔感という言葉には、
「感覚」が含まれています。
患者さんはその感覚で、
あなたの院で何かを察知しているのです。
負は床に落ちる
触る仕事は障るのですで話しましたが、患者さんが置いていった気は、
施術者が受けるだけではなく、
「場(院)」に溜まっていきます。
私は毎月一回、必ずクライアントさんの院に入るのも、
この違和感があるか、無いかを確かめる為です。
これは私のイメージ(感覚)ですが、
こういった事を知らない院の空気は
とても重く、閉鎖的になります。
毎月行ってるにも関わらず、
たった1ヶ月空けただけで、
「息したくないなぁ」
「早く帰りたいな」と感じる院(お店)もあるほどです。
そして尋ねると必ず、
重い患者さんが通院していたりします。
無理もないのです。
それは院という場の役目でもあるので
そうなるのも当然なのです。
なので、そんな時、私は院長に
- 換気
- 手洗い
- 水拭き
の徹底を提言します。
特に床掃除・水拭きは丁寧に行う様に言います。
実際に私が体験した事例があります。
あなたも、「あそこのテナントはよく入れ替わるなぁ」という物件、いくつか知ってますよね?
商売に向いている土地、向いていない土地という基本はあるのですが、
私は
- 必ず真上に整体や接骨院、カイロなど身体を触る院がある
- その真下のテナントがすぐに入れ替わる
- やがてその院も無くなる
…というケースを数多く見てきました。
負や邪などを請け負う仕事である以上、
空間もまた物理的な意味以外でも
清浄に保つ必要があるのです。
余計な荷物や私物
「自分の家ではないんですよ?」
「患者さんが何をしに来る場所ですか?」
施術に関係ないものが見える場合、
私は容赦無く注意します。
施術室の隅に段ボールが積まれている。
受付の裏にスタッフの私物が見えている。
待合室に使っていない機器が置かれている。
…色々ありました。
先生にすれば、そこは施術をする聖域。
患者さんにすれば身と心を安心して預ける場所。
だからこそ、余計なものが見えているのもおかしいし、
患者さんの目には、「整理できていない」「プロとしての意識が低い」という
印象を与える場合もあるのです。
先の負を置いて行く側面もあるのですから、
なるべくその空間に余計なものは置かない方が良いのです。
清潔感の裏表
清潔感は、患者さんへの敬意の表れです。
しかし、その清潔感も物理的な側面と、
エネルギー的な側面があります。
院という場はどうしても
その両側面から見て、綺麗に保つ必要性があります。
そしてそれは、患者さんだけでなく
その空間にずっと居る自分の為でもあるのですね。
見える部分だけでなく、見えない所まで整えている院は、
何となく…
何となくだけど、
患者さんに安心感や居心地の良さを感じてもらえるものなのです。
よくある質問
清潔感は患者さんの印象にどれほど影響しますか?
患者さんは来院直後の数秒で「この院は信頼できるか」を判断します。スリッパの裏・棚の隅・トイレの清潔さなど、細かい部分ほど患者さんの目に留まりやすいです。清潔感への気遣いは、施術の質と同じくらい「先生の人柄」として評価されます。
スタッフへの清潔感教育はどのように伝えればうまくいきますか?
「きれいにしてください」という抽象的な指示より、「この場所を週3回拭く」「スリッパは毎朝並べ直す」など具体的な行動レベルで伝えることが効果的です。院長自身が率先してやっている姿を見せることが、スタッフへの最も強いメッセージになります。
院の雰囲気づくりで最初に手をつけるべきことは何ですか?
まず「患者さんの目線で院内を一周歩いてみる」ことをお勧めします。入口から受付、待合室、施術室、トイレ、出口まで、患者さんが目にするすべての場所を確認してください。その中で「もし自分がお客さんだったら気になる点」をリスト化するだけで、すぐに着手すべき改善点が見えてきます。
患者さんが通い続けてくださる院づくりの具体的な方法を、セミナーや勉強会でお伝えしております。
ご質問やご相談がございましたら、公式LINEからどうぞお気軽にご連絡ください。
👉 公式LINE:https://lin.ee/tpXecjZ
望月まもる(集客支援コンサルタント)
地域の商いを見続けて40年。整体・接骨院の勉強会で約10数年講師を務めております。商工会や行政、工務店・リフォーム会社、各種サロンなどの業界団体でも、セミナーや講義・勉強会・研修を行っております。クライアントは、接骨院・整体院・各種サロン業・物販・通販会社・製造業・学習塾・音楽教室・リフォーム会社・工務店・ポスティング会社など多岐にわたります。著書:「儲けるポスティング損するポスティング」「『集める』から『集まる』店へ」
初回クーポンで来た客は「お客様」なのか?
衝撃の事実があります。あのですね…
「初回クーポンで来た客」は、まだ「お客様」ではありません。
その方は「試しに来た人」なのです。
そして、この「試しに来た人」が、リピートせずに去っていく…。
それが、多くのサロンが抱える「リピート率の低さ」の正体なのです。
クーポン客が来る限り
初回クーポンを使う客の行動パターンは、ほぼ決まっています。
安いクーポンで来る→施術を受ける→「良かった」とは思う→次回は正規料金→「高い」と感じる→別の安いサロンへ。
このサイクルが続く限り、売上は立っていても、利益は残りません。
広告費・消耗品・人件費・家賃・光熱費などを差し引いたら、ほとんど手元に残らないからです。
しかも、クーポン客が多い店ほど、スタッフの消耗も激しくなります。
「頑張ったのに来なくなった」
「あんなに一生懸命やったのに…」
こうした体験が積み重なると、施術へのモチベーションも下がっていきます。
悪循環ですよね…。
客層の劣化
ホットペッパーや割引クーポンに頼り続けると、来るお客様の質が変わってきます。
値段にしか反応しない客が増え、「良い施術を受けたい」「このオーナーに会いたい」という客が来なくなるからです。
これを「客層の劣化」と呼びます。
お客様に優劣をつけるのもどうかと思いますが、こう言われてるのは事実だし…実際「安物狙い」の方は、いくら店側が良質なサービスを提供したとしても、それをキャッチしたり、気付いてくれるかは微妙なのです。
飲食店なら味の分からないお客さん。物作りなら「こだわり」が伝わらないお客さん。音楽なら音の違いが分からないお客さん。
伝わらないお客さんが増え、一度この状態に入ると、抜け出すのが難しくなります。
いくらお店に素敵なコンセプトがあろうとも、店主が立派な方であろうとも、素晴らしいサービスを提供したいと願おうとも、「値引きをやめると誰も来なくなる」という恐怖の方が大きくなるのです。
誰も来なくなったらお店は経営して行けないので、安値にしたり、クーポンばら撒いたり、過剰なポイント還元したり…etc
そんな繰り返しをしているうちに、スタッフが去ったり、利益は更に目減りするのです。
これはもはや、商売とは言えません。
だから3年以内に90%のサロンが無くなるのですよ…。
客層を変えよう!
私は個人的に安値やクーポンなどは、お客さんに媚びる事だと考えてます。老舗の旅館や一流レストランは値引きなどしません。
また、お客様に媚び、お客様に合わせていると、100人来れば100通りの自分を演じなくてはなりません。
お客様はその日のテンションや調子もありますので、合わせてなどいれば…こちらはたじろいだり、動揺したり、考えたりするので、本業のサービスに支障が出ます。
なので、あなたがサービスに自信があるなら、どんと構えて、ただ「先生」として接していれば良いのです。
そして、サロン業であれば、ただ「あなた自身の価値を高めること」だけです。
知識、技術、人間力などを高め、それを崩さない強さを持つだけです。それらを来店してくれた方々に伝え続けるしか無いのです。
すると、「あなたに会いに来てくれるお客様」が1人ずつ生まれて来ます。
お客様は大切にされたと実感すると嬉しくなりますが、「この先生なら安心」「この先生に会いたい」などの気持ちも湧けば、「ここに通い続ける理由」…自分事感も出るのですね。
商売は商品やサービスとお金の交換ではありません。
あなた(オーナー・スタッフ)も商品。それを購入されているのです。
AI時代、サロンに残るお客様
AI時代になるほど、「情報」や「技術」だけでは差がつかなくなります。
どこのサロンも、ある程度の技術はあるものです。そして、どこの店舗も、広告、ホームページ、各種SNSなどでそれなりに情報発信しています。
その中で選ばれるのは、「ここが好き」「この人に会いたい」という感情を持っているお客様を持っているサロンです。
そのお客様を作るのに、クーポンは関係ありません。毎日のSNS投稿も関係ありません。
今日、目の前に来たお客様と、どれだけ深く向き合えるかだけなのです。
客層を変えるための具体的な取り組みを、お伝えしています。是非ご相談ください。
よくある質問
クーポン客をリピーターに育てるために何が必要ですか?
クーポン目的で来た方は「安さ」への期待が高い状態です。そこで「価格以上の体験」を提供できるかどうかが分かれ道になります。丁寧なカウンセリング、体の状態の説明、施術後のフォロー、次回来院の理由を明確に伝えることで、「価格関係なくここに来たい」という気持ちに転換できます。
初回クーポンを使い続けることのデメリットは何ですか?
クーポンを出し続けると「クーポンがあるとき来る」客層が定着し、正規料金での来客が増えにくくなります。また、クーポン目的の客は満足度が低く、口コミ・紹介にもつながりにくい傾向があります。初回クーポンを使うなら、2回目以降につなげる仕組みをセットで設計することが重要です。
クーポン客と口コミで来た客では、その後の定着率に差がありますか?
大きな差があります。口コミで来た患者さんは来院前から「この先生を信頼できる」という気持ちがあるため、定着率・満足度・再紹介率がクーポン客より大幅に高い傾向があります。紹介経由の集客を増やすことが、長期的に最もコストパフォーマンスの良い集客方法といえます。
もしご相談があるなら、公式LINEからお気軽にご連絡くださいませ。
👉 公式LINE:https://lin.ee/tpXecjZ
望月まもる(集客支援コンサルタント) 地域の商いを見続けて40年。集客や商売を上向きにするセミナーや講習、講義や勉強会などを約20年行う。サロン系の店長さん達が集まる勉強会や講義も多数。他にも商工会や行政、工務店やリフォーム会社、整体院、接骨院などの業界団体でセミナーや講義、勉強会や研修などを行う。クライアントは接骨院、整体院、各種サロン業、物販、通販会社、製造業、学習塾、音楽教室、リフォーム会社、工務店、ポスティング会社など。著書:「儲けるポスティング損するポスティング」「『集める』から『集まる』店へ」
ホットペッパーをやめたいんです
「ホットペッパーをやめたいんです。でも怖くて」
…と言う言葉を、何人のサロンオーナーさんから聞いたかわかりません。数え切れません。
何故なら売上の15~20%も広告費を持っていかれたり、ようやく訪れてくれたお客さんもクーポンや安売り目的ばかりで、リピートしてくれなかったり…。
それでもやめると、お客様が来なくなるかもしれない。という不安は間違っていません。
そうですよね。
来なくなりますもの。
しかし、そんな方は、「うちの店は今のままで良いのだろうか…」とも思っているはずです。
ホットペッパー依存の構造
さて、ホットペッパーは、何故やめられないのでしょう?
理由はとてもシンプルです。
「ホットペッパーがなければ新規客が来ない」という状態になってしまっているからなのです。
自前の集客力…例えばリピーターや紹介、SNSからの流入やLINE登録者への告知などを育てていないと、ホットペッパーの様な「広告プラットフォーム」に依存し続けるしかなくなります。
そして、ここで悲しくもシビアな事実を突きつけますが…
安売りやクーポンで来たお客様は、決して「そのサロンが好きだから来た」わけではありません。
「安かったから来た」のです。
気持ちは分かります。
最初は安値に惹かれて来店しても、技術力やセンスを認めてくれれば、必ずリピートしてくれるはずだ。と思いたいし、実際に一部はそんなお客様もいらっしゃいますもんね。
しかし…それは何人来店されたうちの1人ですか?
大抵の場合、バーゲンハンターと呼ばれる客層は、次も別の安いクーポンを探し、その店に行くのです。
商売は利益が残らなくてはやっていけません。
これでは疲弊するのは当然だし、この循環の中にいる限り、売上は上がっても利益は残らないのです。
そうです。このサイクルに居る人達が、店を閉めるのですよ…。
やめた後に何が残るか?
「ホットペッパーをやめる」というのは、「広告に頼らない集客力を作る」ことです。
だからこそ、広告をかけながら先にやらなければならない諸々、そして順番があります。
先にやること
今、来ているお客様と関係をつくる。LINEでつながる。ブロックされない様なメッセージや情報を送る。名前を覚える。次回予約を促す。紹介を頼めるほどの関係を作る。サンキューレターやお礼のメッセージを送る、キャンペーンポスターなどを店内に掲示したり、その内容を顧客全員にお伝えする…。
いっぱい出来ることはあります。
この辺が出来てくると、リピートや再購入で売上が保てる様になります。
そこから少しずつ、段階的に、ホットペッパーの掲載コースを落としていくのです。
「自前の集客力」が育った状態で落として行きながら、月間に必要な新規客数を取れてれば良いのです。
最低金額で充分売上が上がってるお店の構造はこんな感じなんですよ。
クーポン客から「ファン客」へ
かつての私のコンサル先に、ホットペッパー依存を、3年かけてゼロにしたリラクゼーションサロンがあります。
1人経営で、当初の月商は40万円ほど。今では月商250万円を超えているそうです。
最近は店舗も引越し、新しくピカピカになりました。
彼女は毎回の施術時に、お客様の話をとことん聞いてました。名前だけでなく、家族のこと、仕事のことや悩みに耳を傾け、1人ひとりと大切に付き合いました。
お客様達で集まって飲み会をしたり、花見に行ったり、色々なイベントも企画しています。
なので、彼女の店の冷蔵庫には、お客様達からのお菓子や果物、野菜などでいっぱいです。
施術をしてもらう。チケットを買ったのでもったいないから行く。痩せたいから。サイズを落としたいから。髪をカットしたいから。
サロンと呼ばれるお店に行くお客様達の目的はこんな感じですよね。
しかし、先のお店はそうではないのです。
「この人に会いに来たい」と思いながら、誰もが親しみと敬愛を込めて「せんせーい」と店の扉を開けるのです。
と、ここまでなれば、広告やホットペッパーの予算など、それほどかけなくても、「紹介」と「リピート」だけで充分予約が埋まるようになります。
そして、このサイクルに入ったお店は長年継続出来るのです。
出口は「関係性」の中にある
と言う感じで、広告やホットペッパーをやめる「出口」は、特別な技術でも、派手なSNSでもありません。今目の前にいるお客様との関係性を、丁寧に1人ずつ深めるだけです。
AI時代になって…いや。AI時代だからこそ、「この人だからこそ行きたい!」という動機は消えません。
むしろ、情報が氾濫するほど、「人」との信頼や関係性が希少になっていくからです。
よくある質問
ホットペッパーをやめると集客がゼロになりませんか?
急にやめると集客数は減ります。そのため「辞める前に自社集客の入り口を作っておく」ことが重要です。Googleビジネスプロフィール整備、ホームページのSEO対策、LINEでの既存客フォローを先に仕組み化してから、段階的にホットペッパーの比率を下げていく順番が安全です。
ホットペッパー依存から脱するためのステップを教えてください
①既存患者さんへのLINE登録を促す(接点の自社化)、②Googleビジネスプロフィールの口コミを増やす(検索での露出強化)、③ホームページにSEO対策を施す(有機的な流入を作る)、④紹介・口コミの仕組みを院内に整える(無料集客)、この4ステップを3〜6か月かけて進めることで、依存から脱することができます。
自社集客の仕組みを作るために、最初に取り組むことは何ですか?
Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)の無料登録・整備が最初の一手として最もコストパフォーマンスが高いです。院名・住所・電話番号・営業時間の正確な登録と、写真の追加・口コミ返信を行うだけで、地域検索での露出が大幅に上がります。費用ゼロで始められる集客の入り口です。
ホットペッパー依存から抜け出す具体的なステップを、セミナーや勉強会でお伝えしています。公式LINEからご相談ください。
もしご相談があるなら、公式LINEからお気軽にご連絡くださいませ。
👉 公式LINE:https://lin.ee/tpXecjZ
望月まもる(集客支援コンサルタント) 地域の商いを見続けて40年。集客や商売を上向きにするセミナーや講習、講義や勉強会などを約20年行う。サロン系の店長さん達が集まる勉強会や講義も多数。他にも商工会や行政、工務店やリフォーム会社、整体院、接骨院などの業界団体でセミナーや講義、勉強会や研修などを行う。クライアントは接骨院、整体院、各種サロン業、物販、通販会社、製造業、学習塾、音楽教室、リフォーム会社、工務店、ポスティング会社など。著書:「儲けるポスティング損するポスティング」「『集める』から『集まる』店へ」
リピーターが減る本当の理由とは?
商売をしていると、「味には自信がある」「技術はしっかりしている」「価格も悪くない」「ちゃんと頑張っている」けど…何故かリピーターが増えない!
そんな悩みを持つお店は少なくありません。
でも実はお客様が離れる理由って、大きな不満ではない事が多いのです。
小さなストレスで離れていく
小さなストレスとは例えば、
注文しづらい、オーダーが通ってない、店員が無愛想、清潔感がない、他のお客さんの態度が悪い、待ち時間が読めない、店内がうるさい、席が狭い、落ち着かない、なんか気まずい、居心地悪い…etc
お店に居ると慣れもあり、これらの一つひとつを「そこまで大きな問題じゃない」と思っているかもしれません。
ま、これが麻痺なんですけどね。
しかし、お客さん側からすれば、これらが積み重なると、無意識に疲れてしまい、最後に出る感情は、「もういいかな」「また行きたくないな」となるのです。
「嫌い」ではなく、「面倒」だから離れる
多くのお客様は、お店を嫌いになって離れるわけではないのです。
むしろ、味は普通に良かった、技術も良かった、接客も悪くはなかった、不満もそこまでなかった。しかし…「なんとなく足が向かない」「行きたい(会いたい)と思えない」から離れるのです。
小さなストレス…疲れが残っている状態なのですよ。
リピーターが多い店
一方、長く愛されるお店は、必ずしも派手ではありません。
共通しているのは、「また行きたい」もありますが、「疲れない」「ストレスが無い」という安心感です。
例えば、入店しやすい、注文しやすい、流れが自然、居心地が良い、店員さんの感じが良い、気を使い過ぎずに居れる…などです。
こういうお店はいつの間にか、お客さんも来店するのが習慣になります。
飲食店の場合、お客様は料理の細かい味よりも、そのお店で感じた空気を覚えているものです。急かされたり、居づらかったり、緊張したり、疲れたり…などの感覚は、意外と強く残るものです。
逆に、落ち着いた、ホッとした、気楽だった、心地よかったと言う感情をお店で持てば、「また来よう」という意識になるのですね。
小さなストレスが無いお店は、お客様にすれば楽なのです。
忙しい店ほど見落としやすい
忙しいお店=繁盛店と思われがちですが、実は目の前の業務で精一杯になると、一気にお店の雰囲気は殺伐とするものです。
表情や声のトーン、それに合わせた店内の空気も変わり、小さな気配りや思いやりが後回しになってしまうのですね。
確かに不味いよりは美味しいお店の方が良いけど…リピーターのハートを掴むのは、こういう”小さな部分”だったりするのも事実なのです。
「また来たい」
人は理屈だけでは動かないものです。
そして、価格でも味だけでも通い続けたりもしません。
では何でしょう?
「この店、なんか良いな」
という感覚なのです。
だから商売は、商品やサービスだけでなく、疲れない空間づくり…小さなストレスが無いお店づくりが大切なのです。
なので、リピーターが減る理由は、大きな失敗ではない場合がほとんどです。
むしろ、小さなストレスの積み重ねが問題なのです。小さなストレスを受け続ければ、その店から静かに離れて行くのは自然なのですね。
だからこそ、入りやすいか、話しかけやすいか、居心地は良いか、緊張させていないか、などを見直すと、長く愛されるお店づくりが出来るでしょう。
長く愛されるお店にしたい!という方は、是非お気軽に公式LINEからご連絡くださいね。
よくある質問
リピーターが減っているのに原因が見当たりません。どうすれば原因がわかりますか?
まず「離脱している患者さんのパターン」を探しましょう。初回から3か月以内に来なくなった方が多いのか、1年以上通ってから減ったのか、時期によって傾向が違います。また「何もなく来なくなる(サイレント離脱)」が9割以上のため、アンケートや個別のフォローアップ連絡を通じて声を集めることが根本原因の把握につながります。
リピーターを増やすために最も効果的な施策は何ですか?
「次の来院理由を毎回作る」ことが最も即効性があります。施術終わりに「次回は〇〇を重点的にやります」「次は△△の状態を目指しましょう」と具体的な目標を伝えることで、患者さんの中に「次回来る理由」が生まれます。これだけでリピート率が変わってきます。
患者さんが「なんとなく」来なくなるのを防ぐにはどうすればいいですか?
サイレント離脱は「不満を言わず去る」パターンです。防ぐには「小さな不満が積み重なる前に気づく仕組み」が必要です。施術後の一言感想確認、定期的なLINE・ニュースレター送付、久しぶりの患者さんへのフォロー連絡など、患者さんとの接点を途切れさせない取り組みが有効です。
もしご相談があるなら、公式LINEからお気軽にご連絡くださいませ。
👉 公式LINE:https://lin.ee/tpXecjZ
望月まもる(集客支援コンサルタント) 地域の商いを見続けて40年。商店主や社長さん、宣伝広報や集客の担当者さん達に地域集客や商売を向上させるセミナーや講習、講義や勉強会などを約20年行う。商工会や行政以外にも、工務店やリフォーム会社、整体院、接骨院、サロン系の業種などの業界団体でセミナーや講義、勉強会や研修などを行う。クライアントは接骨院、整体院、各種サロン業、物販、通販会社、製造業、学習塾、音楽教室、リフォーム会社、工務店、ポスティング会社など。著書:「儲けるポスティング損するポスティング」「『集める』から『集まる』店へ」
3年で9割廃業するサロン業界
「サロンを開いて3年で9割が廃業する」
この数字を聞いたとき、あなたはどう感じましたか?
「うちは大丈夫」と思いましたか?それとも、胸の奥が少しざわつきましたか?
私は40年近く、地域の商いを見続けてきました。エステ、ネイル、ヘアサロン、リラクゼーションなど、サロン業界の現場も、長く見てきています。
その中で、廃業していったオーナーさんたちに共通しているものと、生き残り続けているサロンに共通しているものの両方を、この目で確かめてきましたので、ここではそんなお話を。
廃業した9割に、共通していたこと
廃業していくサロンのほとんどは、技術が低かったわけではありません。
むしろ、真面目で、努力家で、お客様思いのオーナーさんが多かったほどです。
では…何が足りなかったのでしょう?
「お客様が来なくなったとき、呼び戻す手段を持っていなかった」のです。
技術を磨き、SNSも頑張ったけど…来なくなったお客様に、再度どう接触するのか?
その仕組みを持っていなかったのですね。
廃業時の平均負債額は、エステサロンだけで約3,300万円とも言われています。かなり大きな金額ですよね。
「少しずつ赤字が続いて、気づいたときには取り返しがつかなくなっていた」というサロンが、今も増え続けているのです。
残った1割が持っていたものとは?
では、10年・20年と続いているサロンには何があるのでしょう?
私と長いお付き合いをしている女性サロンオーナーの皆さんに共通していることが3つあります。
1つ目は、「ファン客」を持っていることです。
クーポン目当てで来る客ではなく、「このオーナー・このスタッフだから来る」という客が一定数存在してます。
2つ目は、「接触を切らさないこと」です。
来店が途絶えたお客様に、LINE・手紙・電話など何らかの方法で声をかけ続けてるのです。
人の記憶は「思い出した時に作られる」という説がありますが、彼女達の店は色々な工夫を凝らして「忘れさせない」工夫があるのです。
3つ目は、「オーナー自身が整っていること」です。
これは私がコンサル先や勉強会などで、とにかく重視している部分です。
心にも時間にも少しの余裕があり、お客様に向き合える状態を保っている状態なのです。
疲弊しきったオーナーの空気、不安や心配を背負ったムードは、必ずお客様に伝わります。
これはサービス業の人たち全員に言えます。
AI時代は差が広がる
現代は情報発信に於けるコストが、ほぼゼロ円になっています。SNSで誰でも発信できるし、AIで文章も画像も作れますよね。
という事は…「情報」での差別化はもはや難しいのです。何故なら、何処でも誰でも情報発信は簡単になったからです。
となると…お客様にとって一番大切なのは、「あなた(オーナー)との関係性」だけになります。
お客様が「このサロンに行きたい」と思う理由は、技術でも価格でもなく、「この人に会いたい」と思えるか?
AI時代、デジタルが進むほど、サービス業の本質はここに集約されるのです。
今日から出来ること
決して難しいことは必要ありません。
かつて来店されたお客様のリストを出して、一人に一言連絡する。それだけで十分です。
「お元気ですか?」その一言が、廃業を防ぐ最初の一歩になります。
よくある質問
サロン業が3年以内に廃業しやすいのはなぜですか?
開業時は技術への自信はあっても、「集客・マーケティング・経営」のスキルを持たないまま始めてしまうケースが大多数です。また個人サロンは固定費が低い分、気づかないうちに赤字が続いてしまうこともあります。技術と集客を別々のスキルとして意識的に磨かなければ、どれだけ腕が良くても長続きしません。
廃業しないために、最初に取り組むべきことは何ですか?
「既存客を逃がさない仕組み」を作ることが最優先です。新規集客より先に、来てくれたお客さまが自然と次の予約を取りたくなる流れを院内に整えてください。次回予約の声かけ、施術後のフォロー、定期的な接点づくりから始めることで、安定した売上基盤ができてから新規集客に投資できます。
技術は高いのに経営がうまくいかない場合、何が足りないのですか?
多くの場合「自分の価値を言語化して伝えるスキル」が不足しています。どれだけ優れた施術でも、患者さんが「なぜここに来るのか」を言葉で理解できていないと離れてしまいます。また「いくらで、何を提供するか」という価格設定・メニュー設計も経営の重要なスキルです。技術と同時に「伝える力」を磨くことが長く続く秘訣です。
サロン経営の現実と、生き残るための具体的な方法を、セミナー・勉強会でお伝えしています。もしご相談があるなら、公式LINEからお気軽にご連絡くださいね。
もしご相談があるなら、公式LINEからお気軽にご連絡くださいませ。
👉 公式LINE:https://lin.ee/tpXecjZ
望月まもる(集客支援コンサルタント) 地域の商いを見続けて40年。集客や商売を上向きにするセミナーや講習、講義や勉強会などを約20年行う。サロン系の店長さん達が集まる勉強会や講義も多数。他にも商工会や行政、工務店やリフォーム会社、整体院、接骨院などの業界団体でセミナーや講義、勉強会や研修などを行う。クライアントは接骨院、整体院、各種サロン業、物販、通販会社、製造業、学習塾、音楽教室、リフォーム会社、工務店、ポスティング会社など。著書:「儲けるポスティング損するポスティング」「『集める』から『集まる』店へ」