「良い商品なのに売れない店」の共通項
「うちの商品は本当に良いんです。でも、なかなか売れなくて……」
私はこの40年で、この言葉を何百回聞いてきたか分かりませんし、何千回も思って来ました。
そしてほとんどの場合、それは事実です。
商品やサービスは、確かに良いのです。
技術も、品質も、誠実さもあるのです。
なのに…売れない。
売れないのが不思議な位です。
特に地方都市にたくさん宝は眠ってます。
何故なのでしょうか?一緒に考えてみましょう。
「良い商品」は、もはや最低条件
最初に一つ厳しいことをお伝えします。
「良い商品・良いサービスを提供する」のは、今やお店を続けるための「最低条件」になっています。
まずいラーメン屋は生き残れない。これは昔から変わらない原則です。
でも、「おいしいからといって必ず売れるか?」は微妙。それでも難しい時代になっているのです。
おいしいラーメン屋は、日本中にあります。丁寧なサービスの店も、誠実なものづくりをしているお店や会社も、あちこちにあるのですよ。
そうなのです。
ただ「美味しい」「良い」「丁寧」だけでは、選ばれないのです。
伝わってないんです
売れない店の多くに共通しているのが、伝えるのが苦手という点です。
「良いものは黙っていてもわかる」という職人気質は、尊敬すべき姿勢ですが、今の時代、お客様には伝わっていません。
なぜ良いのか?
どこにこだわっているのか?
何が他と違うのか?
これを言葉にして、順序よく伝えているか?が大切なのです。
確かにひと昔前なら、こんな事を自分で話すのは野暮でした。美しくありません。
しかし、一億総発信時代の今日、「伝えるべき事を伝える」のはもちろんですが…むしろ、伝えていかないと、
「あなたのこだわり」
「裏側に隠れてた美学」
「古来からの知恵」なども分かる人、受け取れる人が居なくなってしまうのです。
「口下手だから」という方もいます。
しかし、私はそんな方々と話すのが大好きです。
何故なら皆さん、私が食いついて質問すると、それはそれは生き生きと、目を輝かせながら教えてくれるからです。
苦手なのではなく、言葉を発信する習慣が無かっただけで、皆さん光り輝く言霊をお持ちなのですね。
言葉は磨けます。
ホームページで構わないのです。
AIを使って伝える順序を変えるだけでも、お客様の反応は変わります。
AIはそう言う風に、自分の助手の様に活用するのです。
「空気感」がお客様を動かす
発信と伝達に並んで大切なのが、店の空気感です。
入りづらいお店ってありますよね?
あなたのお店もその様な目で見られてます。
入りやすいか?はもちろん、声掛けが適切か?居心地が良いか?親しみやすいか?など色々です。
お店にどんなに良い商品があっても、「なんとなく入りにくい」「話しかけられそうで怖い」「緊張する」などの雰囲気だと、お客様は足を運びづらくなります。
逆に、商品が平均的でも、「あの店に行くと気持ちがいい」「なんか楽」「ウキウキする」という空気感がある店には、自然と人が集まってきます。
空気感はインテリアや内装ではなく、店主やスタッフの表情・動作・言葉のトーンから生まれます。
あ。あとはポスターやポップ、店内装飾なども一役買ってます。
「関係性不足」は離脱する
良い商品やサービスをお持ちなのに「売れないお店」の次の共通点は、お客様との接触が薄いことです。
来てくれた時以外、つながりがない。
名前も覚えていない。
前回の会話を覚えていない…。
お客様は、「自分を覚えてくれている店」に親しみを感じます。
本来、お客様にファンになってもらうにはコストなど不要です。
・笑顔→無料
・言葉→無料
・気遣いや心遣い→無料
ですもの。
飲食店で名前を呼ばれ、落ち着ける席に通してもらえただけでも、なんか嬉しくなりますよね?それも全て無料です。
無料なのに、お客様は喜んでくれるのです。
という具合で、「この人は私を気にかけてくれている」という感覚は、リピートの動機になります。
1回の来店で完結させてしまうのではなく、次につながる接点を意識的に作ってみましょうね。
良い商品・サービスをしっかり届けるために
私は昔からずっとずっと思ってました。
あなたの商品・サービスの良さを、正しく伝えてほしいのです。
「伝えること」「空気を整えること」「関係性を作ること」の3つは、技術でも才能でもありません。
意識して少しずつ変えていけば、必ず変化が出てきます。
変化は進化。
お店は進化するから残れるのです。
この様な具体的な方法を、他の記事やセミナー・勉強会などでもお伝えしています。「良い商品が売れる店」になるために、一緒に取り組みましょう!
もし「この人呼びたい」と思ったり、相談したいと思われましたら、どうぞ公式LINEからお気軽にご相談ください。
よくある質問
良い商品・技術があるのになぜ売れないのですか?
「良いものを作る」と「良さを伝える」は全く別のスキルです。品質への自信があるほど「良ければわかってもらえるはず」という思い込みが生まれやすく、発信・説明・アピールが後回しになります。良い商品・技術を持つ店が売れるためには、「価値の言語化」と「届ける仕組み」が不可欠です。
商品やサービスの価値を正しく伝えるために、何が必要ですか?
お客さまの「使う前の悩み」と「使った後の変化」を具体的に言葉にすることが出発点です。たとえば「腰が痛かった→3か月通って痛みなく旅行に行けた」という物語の形で伝えると、初めての方にもリアルに価値が伝わります。事例・体験談・ビフォーアフターの言語化が、最も効果的な「価値の伝え方」です。
「良い店なのに知られていない」状況を変えるには、何から始めますか?
まず「既存のお客さまに紹介をお願いする」ことから始めましょう。既に来ているお客さまは、すでに価値を体験しています。「誰かに教えて良いですよ」という許可を一言伝えるだけで、口コミが動き始めます。その次にGoogleビジネスプロフィールや口コミサイトの整備を行い、新規の方が「見つけて、信頼できる」導線を作ります。
もしご相談があるなら、公式LINEからお気軽にご連絡くださいませ。
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望月まもる(集客支援コンサルタント) 地域の商いを見続けて40年。商店主や社長さん、宣伝広報や集客の担当者さん達に地域集客や商売を向上させるセミナーや講習、講義や勉強会などを約20年行う。商工会や行政以外にも、工務店やリフォーム会社、整体院、接骨院、サロン系の業種などの業界団体でセミナーや講義、勉強会や研修などを行う。クライアントは接骨院、整体院、各種サロン業、物販、通販会社、製造業、学習塾、音楽教室、リフォーム会社、工務店、ポスティング会社など。著書:「儲けるポスティング損するポスティング」「『集める』から『集まる』店へ」