新しいマシンを入れ続けなければ…
「また新しい機械が出ました。入れないと他店に差をつけられます」
営業担当者のこの言葉で、契約してしまった経験はありませんか?
月々のリース料が5万円、10万円、それ以上…。複数の機器を抱えると、固定費だけで毎月数十万円が飛んでいきます。
この「高額リース」で、苦しんでいるサロンオーナー、実は少なくありません。
なぜ「入れないと不安」になるのか?
新しい機器導入時には、理由があるものです。
まず、メーカーや販売会社の営業トークが巧みですよね。「最新技術」「他店との差別化」「お客様の満足度が上がる」。全部あなたの不安を刺激する言葉です。つまり、あなたに「恐怖」「不安」があるから、この言葉に反応してしまうのです。
次に、「競合他店が入れている」という情報です。「あのサロンが入れたらしい」と聞いた瞬間に、「うちも入れないと」という焦りが生まれます。これも恐怖や不安です。どんと構えてない、集中出来ていないからこう思ってしまいます。
そしてもう一つ。「機械を入れれば集客できる」という幻想です。
でも現実は違います。どんなに最新の機器を入れても、そこに来るお客様がいなければ意味がありません。
機器は「施術の道具」であって、「集客の道具」ではありません。
私の知るサロンオーナーは、最新マシンではなく、型落ちのマシンの使い方を熟知しており、お客様から「腕が良い」と評判です。
リースが経営を圧迫する仕組み
リース契約は、一度結ぶと途中解約が難しく、月々の支払いが固定費として乗り続けます。
売上が落ちても、リース料は変わりません。お客様が来なくても、支払いは続きます。固定経費は上がるので、当然利幅…利益は減ります。
良く見られるサロンのサイクルはこんな感じです。売上が下がった→広告費を増やす→ホットペッパーに頼る→クーポン目的のお客様が増える→利益が薄くなる→新しい機械で差別化しようとする…。
この悪循環に入ると、抜け出すのが非常に難しくなります。
これはサロン業界だけの問題ではなく、一部の接骨院でも同じ事が起きています。
人が来なければ意味がない
私が40年見てきた中で、長く繁盛しているサロンの多くは、機器に頼りすぎていません。
むしろ、「自分の手技・技術」「お客様との関係性」「リピートしてもらえる仕組み」が回っています。
最新の機器を持っていなくても、「あの先生の手が好き」「あの人に話を聞いてほしい」という理由で、何年も通い続けてくれるお客様がおり、そういうサロンが、生き残り続けます。
今、見直すべきこと
もし、あなたが今、新しい機器を入れようとしているなら、一度考えて欲しいのです。
今いるお客様は、何のために来ているの?マシンが目的なのか?お店に居る人が目的なのか?
その答えが見えると、投資すべき対象が変わります。
投資とは、あなたのお店がより良くなる為にかけるお金。経費とはお店を存続させる為に必要なお金。ちゃんと分類し、使い分ける必要があります。
高額リースに縛られた経営から抜け出すための考え方を、お伝えしています。もしあなたのお店がお悩みなら、一人で悩まずに、公式LINEからご相談ください。
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望月まもる(集客支援コンサルタント)
地域の商いを見続けて40年。商工会・業種別研修・個別コンサルにて、現場目線の集客支援を行っています。