← サロンの一覧へ戻る

2026年6月9日 サロン 商い全般 工務店・リフォーム会社 整体院・接骨院 製造業

AIが時間をくれたら

巷では「AIが仕事を奪いはじめている」と騒いでいます。まぁ確かにそうかもしれませんが、正確に言えば、AIが「作業」を引き受けはじめているのです。

データの整理や分析、文章の下書き、スケジュールの最適化、問い合わせへの自動返答など、色々やってくれています。私の周りの社長達も、手がかかっていた作業を少しずつAIに任せ、一日の時間に余裕を作っています。

で、大切なのが、その空いた時間に何をするか、なのです。

楽をするか、深めるか

ありがちなのは「楽をする」という観点です。AIが働いてくれるのだから人間は休んで良いし、利益率が上がればそれで良い、という感性です。

もう一つは、プロとしての成長や、お客様へのあれこれ、読みたかった本を読み学びを深める、という感性です。AIが作業を引き受けてくれるので、人間にしか出来ない事に、これまで以上の時間と魂を注げるのですね。

休めなかった人は、当然「休息」にあてるべきです。そこは絶対に。しかし、このどちらを選ぶかで、3年後の商売は全く異なる景色になるでしょう。

私はこれからのAI時代の商売は、「人は、人にしか出来ない事を全力でやる」「AIは、AIがすべき事をパーフェクトにこなす」という協働で成立すると思っています。役割分担は楽をするためではなく、それぞれが本領を尽くし、相互作用でこれまで以上の価値を高めるためです。

人にしか出来ない事

では、人にしか出来ない事とは何でしょう。感じる、想う、笑う、側にいる、相手のために動く、言葉を使う。

お客様の表情の微妙な変化を読んだり、言葉にならない不安をキャッチしたり、その人に寄り添って「正解」ではなく「その人にとっての最善」を手渡そうとしたり。

AIはデータから「平均的な答え」は出せますが、「自分なりの最善」は出てきません。その「人が生み出す差」こそが、これからの商売が伸びる要素になるのです。

「我と汝」

哲学者マルティン・ブーバーは、人と人の関係を「我と汝」と表現しました。相手を「モノ」として扱う関係ではなく、「あなた」として向き合う関係です。お客さんではなく、人として、大切な人として接するという事です。

AIはどこまで進化しても、この関係を持てません。処理や応答は出来ますが、「あなたを想う」という損得を超えた関心を持てないのです。興味や関心を持てるのは、人だからです。

関心の高さは、優しさや思いやりという素敵なパッケージに包まれて、お客様に手渡されるのです。

あなたにしか出来ない事

AIが空けてくれた時間の使い方は、これからあなたのお店の行く末を決めるでしょう。

お客様に手紙を書きたかった人、話をじっくり聞きたかった人、一緒に出掛けたかった人。AIに出来ない事は、人にしか出来ない事です。そして人にしか出来ない事の中には、確実に「あなたにしか出来ない事」が存在するのです。

ご相談はこちらから

ご質問やご相談がございましたら、公式LINEからどうぞお気軽にご連絡ください。

公式LINE:https://lin.ee/tpXecjZ

望月まもる(集客支援コンサルタント)地域の商いを見続けて40年。整体・接骨院の勉強会で約10数年講師を務めております。商工会や行政、工務店・リフォーム会社、各種サロンなどの業界団体でも、セミナーや講義・勉強会・研修を行っております。クライアントは、接骨院・整体院・各種サロン業・物販・通販会社・製造業・学習塾・音楽教室・リフォーム会社・工務店・ポスティング会社など多岐にわたります。著書:「儲けるポスティング損するポスティング」「『集める』から『集まる』店へ」

LINEで相談 お問い合わせ